シーイーエス富士電気です。
お盆明けも暑い日が続いていますね…。
くれぐれも健康にはお気をつけ下さいませ。
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「エアコンを入れるとギャーギャー音がする」
との事で入庫されたホンダ・モビリオです。
コンプレッサがロック(焼き付き)しており
エンジンはベルトを回そうとしますが、コンプレッサが
固着して回らない為、ベルトが滑り「ギャー」音が出ています。
この症状ですと コンプレッサ内部の部品が干渉・破損しているので
ほとんどの場合、アルミなど金属の破片がクーラーサイクル内に
回ってしまっています。
コンプレッサを取り外し
配管接続部分を見てみるとオイルとアルミ片が混ざった
灰色の汚れが…嫌な予感がします…。
次にコンデンサ(家庭用エアコンの室外機に当たる部分)
も取り外してエアーで吹いてみますと…
灰色の破片が次から次へと出てきます…残念ながら重症です…。
コンプレッサ ロックの場合、不具合が再発しないように
コンプレッサの交換だけでなくクーラーサイクルの洗浄・清掃も
必要になってきます。
また、焼き付きに至った原因についても修理する必要があります。
(この車の場合はエキスパンションバルブの詰まりでしたが
ガスもれやコンデンサ冷却不良など想定される原因は沢山あります)
ただコンプレッサを交換するだけでは
ロック再発→交換を繰り返してしまう事になりますので
電装屋さんでの修理をオススメします。
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お客様が中古で購入されたミニキャブが
「冷えてはいるけど 風が弱いと感じる」
との事で入庫されました。
早速、点検させて頂きますと…確かに風が弱いです。
これでは朝夕は良くても、日中は厳しいと思われます。
クーラーガスを回収して(環境のため再利用します)
エバポレーター(エアコンの冷える所)を外してみますと
90%位がホコリで詰まっています…。
クーラーはこの部分が冷たくなり、フィンの間を風が通り抜ける
事によって冷たい風が出てくる仕組みになっていますので
これでは効きが甘くなってしまいます。
洗浄後
全てのフィンが見えるようになりました。
長年使っていたり、中古車の場合ですと
正常なエアコンの風量や冷え具合が判らない場合もございます。
ぜひ一度、専門の電装品屋さんにご相談下さい。
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趣味のラーメン話です。
先日、静岡に用事があったので
そのついでに「麺処 田ぶし」へ。
田ぶしラーメン
見た目ほど味が濃い訳ではなく
(私は濃厚好きなのでアテにはなりませんが)
魚介の香りが強い豚骨魚介です。
つけ麺も美味しかったですが、こちらのラーメンの方が
好みでした。(って2杯食べてしまってる!)
広い店内に行き届いた接客も良かったので
近くに寄ったらまた行きたいと思いました。