昔の大ヒット商品

シーイーエス富士電気です。

だんだん寒くなってきました…!
富士吉田では先日は雪がちょっと舞ったりしましたが(夜中でしたけど)
スキー場がオープンするのにはまだまだ足りないようで
本日オープン予定だった地元のスキー場「ふじてん」も延期だそうです。
明日行く気満々だったので少々残念ですが、楽しみに待つ事にします。

さて、寒くなってきますと、ヒーターの異常に気付いたお客様からの
ご相談も多くなってきます。
「エアコン温度設定のダイヤルが反応しない&吹出口切り替えのレバーが重い」
修理のダイハツ・ミラ(H14年式)です。

この年式のミラは
エアコン操作パネルのダイヤルを回す→ワイヤーが伸び縮みする→
ユニットの中のダンパーが動く→吹出口や温度が変わる
という仕組みになっています。
(最近の車だと電気信号+モーターで動かす物も多いです)

早速、点検してみますと
温度設定のダイヤル…ワイヤーとダンパの接続部が割れてしまっている
吹出口切替のダイヤル…ワイヤー自体が曲がってしまっている

以前修理したマックスと同じような修理ですが
被害が拡大してしまった感じです…。
http://densoseinenbu.seesaa.net/article/122592773.html

この車もダッシュバンを外して

ヒーターユニットを取り出し

分解してみますと…

奥の白い筒状の物が吹出口を切り替えるモード ドア
右の板状の物が温度を調節するエアミックスダンパですが…
…茶色い飲み物が掛かった跡が…。

今回は固形の異物が原因ではなく、
ジュースが入ってしまい糖分などでダンパやドアとケースが張り付いて
しまった→ダイヤルを回す時に負荷が大きい→破損
といった故障原因でした。

この原因は意外と多く、一時期流行った(私も買いました)
エアコン吹出口に取り付けるタイプのドリンクホルダーに飲み物を
置いていて、何かの拍子でこぼしてしまい、中まで入ってしまうという…。

以前の記事の繰り返しになってしまいますが
異物が入ってしまい、操作レバーが硬くなってしまった場合は
無理に動かすと操作レバーやワイヤーなど他の部品まで
壊してしまうので、お早めに電装屋さんにご相談下さい!

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