シーイーエス富士電気です。
寒かったり暖かかったりと変な気候ですね。
しかし年末年始は寒かったおかげで、無事にスキーに行けました。
地元のスキー場ばかりですけども。3回ほど。(写真は ふじてんスノーリゾート)
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さて、「バッテリーが上がってしまう」という不具合で
フォルクスワーゲン ビートルが入庫いたしました。
ビートル(タイプ1)は平成15年までメキシコで生産されていたそうで
入庫されたお車も最終型の、いわゆる「メキビー」です。
診断の結果、不具合の原因はオルタネーター(発電機)だと判明しましたので
オルタネーターを交換致します。
右側のプーリーがオルタネーターですが、そのままでは外れません。
ここまでバラします。
何故かと申しますと…
空冷用のファン(タイプ1は空冷エンジン)がオルタネーターのシャフトに
繋がっているからでした。
外すとこんな感じに。
お客様のご希望により
ファンやプーリーを組み替えて、新品のオルタネーターと交換しました。
ちょうど交換するタイミングで暖かい日が続いたのがラッキーでした。
3月の気温だとか。
もちろん交換後はバッチリ充電OKです。
(もともと出力が少ないオルタネーターなので、アイドリング中(低回転)で
ライトやエアコンを使うと、充電より放電の方が多くなってしまうので
現在の日本車の様な使い方は出来ませんが…)
慣れればそこまで大変な作業では無いとは言え
交換にはこれだけの作業があるので、しっかりと判断してから
オルタネーターを交換した方が切ない気分にならないで済むと思います。
設計が昔のままな為(そこが好きだというファンの気持ちも判ります!)
今回の様なオルタネーターの故障以外でも、充電不良やチャージランプ点灯など
不具合が現れる可能性が他の車よりも多くあります。
まずは電装屋さんに相談される事をオススメします。