シーイーエス富士電気です。
もうGW休暇の方も大勢いらっしゃると思いますが
CES富士電気は本日まで営業です。
なお弊社GWは5/1~5/5までお休みさせて頂きます。
今月は点火系統で似たような修理が
偶然2連続で入庫致しました。
まずは1台目。
スズキ ジムニー(JB23)が
エンジン不調(アイドル時エンジン振動が大きい)
との事で入庫されました。
お客様曰く「某所に持ち込んだら『エンジンのセンサー?が
壊れているから、電装屋さんに持ち込んだ方が良いですね』
と言われた」との事。
ありがとうございます!
お時間が掛かりそうな修理でしたので
代車をお出しして、早速点検開始です。
スパークプラグの点火を確認しますと
1気筒目が点火していません。
3気筒ある内の1つが点火していないので
エンジンの振動が大きくなっている訳ですね。
筒に点火コイルが1つずつ付いているシステムですので、
1気筒目のコイルにエンジンECU(コンピュータ)からの
点火信号が入っているか、オシロスコープで診てみます。
…こんな感じに。
左側は正常な気筒の点火信号、右側は点火していない1気筒目です。
信号はタイミング通り出ている様子ですが(横の目盛り)
電圧(縦の目盛り)が少ない為正常に点火出来ていません。
という事でエンジンコンピュータを交換、
以降はすこぶる快調です。
2台目は
三菱 タウンボックスワイド(U66W)
こちらもエンジンゆれ大での入庫です。
入庫前にお客様が点検されたらイグニッションコイルが
パンクしていた(焼けていた)ので新品と交換したものの
それでも直らない…との事。
このお車もダイレクトイグニッションシステムですが
4気筒のうち2気筒ずつを2個イグニッションコイルで
点火させています。
(キレイな方が新品のコイルです)
もしや…と思いつつオシロスコープで点火信号を診てますと
こんな感じに。
やはりエンジンコンピューターから正常な信号が出ていません。
(こちらは右側が正常な1・4気筒目の信号、
左側は点火していない2・3気筒の信号です…
こちらは12Vのままですね)
エンジンコンピュータを交換、と診断して
念のために新品に交換したイグニッションコイルも
再点検してみますと…パンクしてしまってる!?ええっ!?
つまり、このお車は
エンジンコンピューターの不具合でコイルが焼損→
お客様が新品に交換→エンジンコンピューターが
壊れたままなのでもう一度コイルが焼損→現象変わらず→
弊社へ入庫
…という流れだった訳ですね。
残念ながらもう一度コイルも交換となってしまいましたが…
コンピューターとコイルを同時に交換して修理完了です。
※上記の事例は
全ての車に毎回起きる訳ではありませんので
たとえ同じ現象であっても、点火系統の点検をしっかり
されてから必要な部品を交換されるようお願い致します※
車の電気系統の修理はお近くの電装品屋さんにご相談下さい!
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趣味のラーメン話です。
甲府にFUJIYAMA55というつけ麺屋さんが出来た、
と聞いたので早速行ってきました。
名前からして岐阜の友人から伝え聞いていた
カガミハラ55の系統かな?と思っていたら
まさにその通りでした。
IHヒーターが一人一台設置されていて
つけ麺のスープが冷えても再加熱出来るようになってます。
サービスのご飯+卵で残ったスープと共におじやが出来るという!
「濃厚豚骨魚介のつけ麺」といわれたら
真っ先に思い浮かぶ味ですので(つまり好物!)
味に特徴が無い気がしましたが
山梨でこれを食べられるなら味量ともに満足です。
些事ですが器が金属なのは(IHを使うために仕方ないのですが)
スープどんぶりを手に持つ自分にはちょっと残念でした…。
通り道の御坂では桃の花が満開でした。